当クリニックでは、医の倫理に従い、患者さん、ご家族を中心とした在宅医療を行います。それは、患者さんとご家族の利益を優先し、その方々の意志と権利を尊重しつつ、奉仕の精神と共感する心をもって、安全・適切かつ効率的な医療およびケアです。
病気ばかりに目を向けて、不安が募ると、元気だったころの自分自身を忘れてしまいます。笑顔は消え、辛い思いでいっぱいになってしまいます。さらに医療者が病気だけを診ていると、その辛さはさらに増してしまうでしょう。病気はその人の一側面に過ぎません。しかし、生活を含めたその人全体をみると、治癒しようとする力が隠れているかもしれません。我々は生活を含めたその人全体に焦点を当てます。それらが全人ケアと考えています。
我々はまず、身体および精神の苦痛を取り除きます。その上で、その人が大切にしてきた価値観に寄り添います。そのために、我々は患者さんとご家族の話をしっかりと聴き、その人が持たれている「良いもの」を探します。それはその人の笑顔であったり、ご家族の暖かい雰囲気だったり、もしかするとそれは患者さんやご家族も「当たり前」と思っているものだったりするかもしれません。そういった「良いもの」を思い出していただくことにより、患者さんおよびご家族がご自身の存在を大切に思っていただくこと、すなわち「自己重要感」を感じていただけるようなケアを心がけています。
グリーン在宅クリニックの理念
-
患者本位
患者さん、ご家族を中心とした在宅医療を行います。
-
全人ケア
患者さんの病気だけを診るのではなく、価値観や生活を含めたその人全体に焦点を当てます。
-
自己重要感
身体および精神の苦痛を取り除き、その人の価値観に寄り添い、ご自身の存在を大切に思っていただく「自己重要感」を感じていただけるケアを心がけます。
読書、音楽鑑賞、ピアノ、合唱、ゴルフ、ラグビー、ラグビー観戦などが趣味の院長です!
- みなさん、はじめまして。グリーン在宅クリニック院長の國末です。
平成31年1月11日、倉敷市内に訪問診療のクリニックを開業いたしました。
患者さん・ご家族のホッとされる表情や笑顔を見るのは、私のやりがいであり、生きがいです。私は、患者さんに“いい気分”あるいは“幸せ”になっていただく診療を常に心がけています。そのために、外科・緩和ケア・訪問診療の経験と知識を駆使して症状緩和に努め、患者さん・ご家族の歴史(ストーリー)を傾聴し、その価値観に寄り添います。どのような状況であれ、自分らしく、希望を持って悠々楽々に過ごせるようお手伝いさせていただきます。院長 國末 充央
- 院長略歴
-
1973年
- 岡山県総社市生まれ
- 岡山市立高島小学校卒業
- 岡山大学教育学部附属中学校卒業
- 岡山県立岡山一宮高等学校卒業
- 2002年
島根医科大学医学部医学科卒業
- 2002年
倉敷中央病院 教育研修部・外科
- 2007年
倉敷中央病院 倉敷リバーサイド病院 外科副医長
- 2011年
聖ヨハネ会桜町病院ホスピス科 研修医
- 2012年
倉敷中央病院 総合診療科(緩和ケアチーム)
- 2013年
倉敷中央病院 総合診療科医長
- 2014年
倉敷中央病院 緩和ケア科医長
- 2015年
医療法人つばさ つばさクリニック岡山
- 2019年
訪問診療専門 グリーン在宅クリニック 開院
- 所属学会
- 日本緩和医療学会
- 日本死の臨床研究会
- 日本内科学会
- 日本在宅医学会
- 資格
- 日本緩和医療学会 緩和医療専門医
- 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
クリニックのようす
-
クリニック外観
-
クリニック入口
-
ご相談スペース